夏のバーゲンが始まった。夏物を夏が来る前に処分してどうなるのと?と思うのは私だけではないと思う。東京では、始める時期を遅らせているらしい。今まで段々と、早まって来た反省かららしい。確かにバーゲンは早い者勝、それで段々と早まって来たというのだ。それが、夏の前に夏物バーゲンという、自殺行為につながったようだ。
では古本業界ではどうか?本にはあまり季節がない。腐る物でもない。管理さえ良ければ、多少はヤケるがシミにはならない。知っている出版社では、地下の倉庫でエアコンをかけて、暗い中で保管していた。
とは言え、お客様にはバーゲン歓迎だろう。では古本屋が、バーゲンしたらどうなるのか?それはそれはドット売れて、「こんなに古本は売れるものなのか」と古本屋を始めて、初めてニンマリ出来るだろう。
だがその時だけ。夜逃げでもするのにはいいかも知れないが、バーゲン後は売れない本ばかり残って、まったく売れなくなる。では仕入れれば良い?どっこい問屋がない。市に仕入れに行っても、売れ筋の本がない。集めるには金があってもダメ、時間をかけなきゃダメ。トホホ・・・・・。
したがって出来ないわけ。でもどこかのチェーン店でやってたなあ・・・・・・。さすがはチェーン店・・・・・・。