令和7年全古書連総会(大阪会場)に行ってきました。

一年前を 思えば天国 春の陣

・去る4月16日(水)、大阪市内にて開催されました、全古書連の総会の場に、宮本理事長(古本一刻館)と共に古本LOGOSも参加させていただきました。監事の立場でしかない自分に白羽の矢が立ったのは、昨年の「令和6年能登半島地震」に際しまして全国の組合有志から頂戴した、義援金のお礼の気持ちをお伝えするためです。その際に義援金を頂戴した皆さま、心を届けてくれた皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

多くの皆様にとってはもう過去のことでしょうし、それを上回る災害や悲惨な事件も全国各地で多発しておりますし、いつまでも被災者ではいられません。古本LOGOSも、限られた状況下ではありますが、なんとか本を売ったり仕入れたり買取したりを日々ほそぼそと行っております。このようなことがきっかけで、総会ならびに翌日の大市にも参加することができ、大変勉強になりました。全国地方組合が同じような悩みを抱え(組合員の減少、理事の成り手不足、交換会活性化策など)それでも奮闘している現状を生の声で聴けたことの意味は大きかったです。

翌日の大市では、もう全然歯が立たず、悔しい思いの連続、ことごとく入札額を上回る額での落札放送、悔しくて最後の6階ゾーンに足を踏み入れてしまいました。何か1品でも落札したく、でも最後まで結果を見るのも怖くて、午後3時前には退室いたしましたが、後日なんと落札品と請求書が送られてきておりました。あとはこれをどう売るか? ですね。得難い体験の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。古本屋稼業はやはり、辞められない…なにか磁石のような吸引力があるのかもしれません。